まりさんぽ

ニューヨーク生活の日々の記録です。毎日のごはん・子育て・たまに仕事、について。

カイ4歳

 

11月、カイが4歳になりました。9月から小学校に併設されているプリK(幼稚園年中さん)に通っています。

ジョーと同じ名前の学校ですが、もともとの校舎が小さかったため、5ブロックほど先に新しい校舎ができ、年中・年長・1年は旧校舎、2年から8年は新校舎なので、ジョーとは違う場所です。

 

NYCの学校は、1月から12月生まれの子供が同じ学年のため、11月生まれのカイは日本でいう早生まれ(つまり遅生まれ)に当たります。

プリKは「4歳児クラス」と呼ばれているのに、学校の始まりは9月なので、11月までカイは3歳。クラスメイトを見渡すと、背は低くないけど、おしゃべりの達者さも精神的にも赤ちゃんぽいなと思います。

 

プリKの授業は8時から2時半までで、そのあと別の場所にあるアフタースクールに移動して5時半まですごしています。

アフタースクールの先生が学校に迎えに行ってくれて、ほかの子供たちと一緒にアフタースクールへ向かうのですが、カイには急激な環境の変化だったようです。アフタースクールの先生について行くのを猛烈に嫌がり、新学期から1ヶ月ちょっとの間、なんとただきちと私が毎日2時にお迎えに行き、アフタースクールへ連れて行くことに。ただきちも私も自由にランチ休憩を取れる仕事なのが幸いでした。。。

 

先生方の協力もあり、カイも1ヶ月を過ぎると環境にも慣れ、今となってはすっかり普通にアフタースクールに通っていますが、初めはどうなることやら、とものすごく心配でした。

NYCという大都会にもかかわらず、働いていないお母さんは多く、ナニーさんを雇っている人もいるので、アフタースクールに行く子供はクラス16人中ほんの数人。2時半にお迎えに行くと、「カイだって、毎日私がお迎えに行って、おうちに帰るのがいいよね」と私も弱気になってしまいます。働く母のジレンマ。お迎えなしでアフタースクールに行ってくれるようになって本当にほっとしました。

 

ところで、4歳になってもカイのイヤイヤはとにかく強烈です。親のアテンションが足りないのか、すぐ叫ぶし、すぐ機嫌を損ねます。しかも底なしの頑固。絶対に折れません。

ジョーにも手がかかるので(特に宿題につきっきり)、4歳のころのジョーと比べると、確かに注目度合いが違うので、申し訳なく思うのですが、機嫌の悪いのが続くと、「カイはこのままずっと、なんでも気に食わないと言って叫び続けるのかしら」と心配になってしまいます。

 

でも怒っていないときのカイはとにかくかわいいです。「かわいいねえ」と毎日何度も言ってしまいます。「ジョーも4歳のときこんな感じでなんともキュートだったよな」と思い出しちゃいます。

しゃべるのはほぼ英語ですが、英語まじりの日本語をしゃべっているのもかわいいです。

 

カイがサンタさんにお願いしているのは、”One hundredのBook”。カイは数字が大好きで、家にあった『100かいだてのいえ(岩井 俊雄)』が気に入ったようで、ほかのシリーズがほしいそうな。

サンタさん、日本語の本持ってきてくれるのかなー(と私が言ったら、ジョーが、「大丈夫だよ、サンタさんは世界中に行くんだから」だって。大丈夫、サンタにはアマゾンジャパンが付いてるからww)。

 

ちなみに、8歳のジョーのリクエストは、アマゾン・エコー。普段iPadを使っているジョーはPCがほしかったようですが、自分のPCはちょっと早いよね、ということで、「じゃあほしいものない」と言うので、私が「じゃあエコーはどう?『アレクサ、単語の意味を教えて』とか聞けるよ」と入れ知恵すると、すっかり乗り気。楽しみにしています。

 

今年はついに、フェイクのクリスマスツリーを買いました。6フィート(180cm)とまあまあ大きいので、毎日フェスティブな気分です。早速カイに、”Is it almost Christmas?(もうすぐクリスマス?)”と聞かれました。 えーと、あと25日だよ。もうすぐだけど、もうちょっと先かな?